割り込み
メガドライブ固有の割り込み
68000に割り当てられたメガドライブ固有の割り込み要因は下記3種類です。
- LEVEL 2 (割り込みベクターアドレス: 0x000068) = THピン割り込み
- LEVEL 4 (割り込みベクターアドレス: 0x000070) = 水平割り込み
- LEVEL 6 (割り込みベクターアドレス: 0x000078) = 垂直割り込み
垂直割り込み
垂直ブランキング期間に入った時に発生します。 通常はこの期間内にVRAM等へのDMA転送を行い、次にBGM処理を行います。 DMA転送量は最大7380Bytesです。(設定と状況により異なります)
水平割り込み
水平ブランキング期間に入った時に発生します。
極僅かな期間の為、多くの処理を行う事は出来ません。
DMA転送量は68000のRAMからVRAMへの転送時で最大18Bytesです。(設定と状況により異なります)
また36CPU Clockです。
割り込みを発生させるには、VDP Register #0x00 のIE1ビットをセットし、
VDI Register #0x0A で割り込みラインを設定しなければなりません。
THピン割込み
I/OポートのTHピンの変化で発生します。 このI/Oポートとは、コントローラポート2つとMD1にある拡張ポート1つの事です。 これら3つのポートは主な使用用途が異なるだけで、機能は全く同じです。 (拡張ポートは形状がコントローラポートと異なりますが、ピンアサインは同じです)