ハイライト & シャドウ
VDPレジスタのS/TEビットを有効に設定した場合、
スプライトの特定色がハイライト色、シャドウ色になります。
プレーンA・プレーンBに対しては各セルの優先順位フラグに応じて
各セルがハイライト表示又はシャドウ表示になります。
尚、エミュレーターも実機と異なる算出方法である事が多いので
ソフトウェア開発の際は実機で色を確認してください。
スプライトの場合
CRAMの0〜63番(0x00〜0x3F)までの色の内、
62(0x3E)番目の色を使うpixelがハイライト表示になり、
63(0x3F)番目の色を使うpixelがシャドウ表示になります。
これはパレット番号3(0x03)の14番目(0x0E)と15番目(0x0F)の色に該当します。
つまりスプライトで半透明色を使うには、
ハイライト表示にしたいpixelを14(0x0E)、
シャドウ表示にしたいpixelを15(0x0F)で描いた
パターンを用意し、スプライトアトリビュートでパレット番号3を割り当てます。
プレーンの場合
各セル毎に設定する優先順位フラグに応じて、
セル単位でハイライト・シャドウ表示を設定します。
スプライトの様にpixel単位で設定する事は出来ません。